お小遣い上げて!

お小遣い制サラリーマンのブログ、どうしようもない物が9割、たまに真面目に書いたりします。

綺麗事≠綺麗なだけの戯言

https://nasu0327.com/2019/10/5397/

記事の内容には同調出来てしまいますし、そもそもなんで人死にを出したのに、特に反省(後悔的な意味でなくPDCA的な意味で)無きままに運営継続されている事実にドン引き。

若者を山から遠ざけてはならない、なるほどきれいな言葉だと思う、元記事の言及通り。

では何故遠ざけてはならない?
遠ざけてはならないならどうすべき?
教員の登山技術を上げる?
教員とはただでさえ多忙で薄給で激務と言われているのに可能なの?
専門家をどうして導入しないの?
自分達の今までか如何に杜撰だったか明るみに出るから?
それともコストカットの為?
じゃあ何で安全性を担保されない登山なんて特殊な事をしてるの?
学生でなくプロでも死ぬ時は死ぬのに、引率がプロではなく付け焼き刃だったり、ブランクある教員なの?
というか人命の保護よりコストカットが勝る理由は何?

……みたいな話は元記事に限らず、当時のニュース記事のコメント欄に沢山ありました。
一部抜粋みたいな感じなので、当時のコメント網羅出来るわけじゃ無いですけど、まぁそうだなって思ってましたし、今見ても多分『ごもっとも』というコメントが多く残ってるんでしょう。

で、当時を思い出しつつの今の私の感想は、当時よりもうちょい淡白です。

予算という名のリソースは有限で、否が応に優先順位はつくのでしょうけど、なら素人運営の山岳部なんて真っ先に排除しなきゃ駄目じゃない?

……この感想に尽きます。
安全性は確保できません、教育現場の人員に任せるしかありません、ベテラン引受手がいないんです。

いや駄目でしょう、安全性確保が犠牲になるくらいなら、そんな特殊有っちゃいけないよ。
存続させるならさせるなりにコストかかる事は飲まなきゃ駄目じゃないか。

人死が起きるって、本来それだけ重大な事で、企業によっては超絶クソ面倒な事にもなり得る特大の爆弾だ。
命懸かる職種なら、安全管理は至上命題的に気にして手を打つ。
そうでないと事業存続に致命的痛手を負う。

学校なんて未成年達の身柄を預かるんだってのに、山岳部なんて命懸かるシーンすら生まれかねない所に付け焼き刃教育充てがって終わりとか、ウルトラ馬鹿だと素人でも判る。

専門家を雇え、存続させるなら。
やるべき事やって駄目なら次の手を考えねばとなるけど、それすらしないなら存続させてはいけない。
綺麗事が叶うならそれが一番だと昔仮面ライダーが言っていたし、それは同意する。
でも綺麗な言葉ってだけの杜撰な戯言なら、叶えちゃいけない。

少なくとも、責任能力なんてない未成年の命を預かる現場なら。

−−と、割と真面目に語りましたが、ここでそれを台無しにする事を言います。

タイトルの『≠』が文字化けしたらマジで意味不明なタイトルになるから、文字化けマジ勘弁!